NHK総合 日曜日24:10(関西24:45)放送
進撃の巨人 Season 3 Part.2(6話)#55白夜 次回:(7話)#56地下室
(コミック 83話大鉈(おおなた)84話白夜~あたり)
エレンはアルミンの前に立ち尽くしていた。
悲しみに暮れるエレンのもとに、壁の上から2つの影が姿を現す……。
エレン・イェーガー:梶 裕貴 ミカサ・アッカーマン:石川由依 アルミン・アルレルト:井上麻里奈
コニー・スプリンガー:下野 紘 サシャ・ブラウス:小林ゆう ヒストリア・レイス:三上枝織
ジャン・キルシュタイン:谷山紀章 ライナー・ブラウン:細谷佳正 ベルトルト・フーバー:橋詰知久
ハンジ・ゾエ:朴 ロ美 エルヴィン・スミス:小野大輔 リヴァイ:神谷浩史 ジーク:子安武人
原作:諫山 創(別冊少年マガジン連載/講談社) 総監督:荒木哲郎 監督:肥塚正史 シリーズ構成:小林靖子
キャラクターデザイン:浅野恭司 音楽:澤野弘之 アニメーション制作:WIT STUDIO
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(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
本日の兵長
(なんとオープニングなしで最終回のような制作の力の入りようです…今日はもちろん出ずっぱりです、あの白夜なので…)
1:51 ジークを追って壁上に現れるリヴァイ。驚くジーク。

全身が返り血と立ち上がる蒸気で目だけが光り戦うだけの鬼神のよう…
2:28エレンのもとに降りる
「今のでガスが完全に切れた、奴を追う、ガスと刃すべてよこせ!」
エレン「はい!」「急げ!」―息を吹き返すアルミン…
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捕獲したライナーの処遇についてハンジとジャンのやりとり
結果ミカサが注射器をもらいにエレンのもとへ
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エレンの元に来たミカサはアルミンの惨状を見て立ちつくす
7:20エレンは兵長に注射をせがむがリヴァイはそれには反応せず立体機動装置の支度をしている。
エレンはもう一度アルミンを巨人にしてベルトルトを食わせるため早く注射を下さい!とリヴァイに叫ぶ
7:32やっとエレンの方を少し向き、ゆっくりと胸元から注射器を出す「…あぁ」
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ハンジに向けミカサが打った信煙弾に気付くジャン達のもとに四足歩行の巨人が現れ
間一髪ジャンがハンジを守るが、ライナーは連れ去られる…愕然と後悔するジャン
戦うどころか追いかけるだけの武器燃料全て足りない。諦めエレンのもとへ
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8:38 エレンに注射器を渡そうとした瞬間誰かに気付きそちらを見る「っ…」
9:01 新兵に背負われたエルヴィンを驚きの表情で見つめるリヴァイ
9:14 手が止まっているリヴァイ。エレン「え…」少しして注射器を自分の胸元に戻す。
9:26 エルヴィンの口元に手をかざす「…まだ 息がある。…まだ…生きてる」
9:42 立ち上がるリヴァイ「この注射はエルヴィンに打つ」
即立ち上がりリヴァイのすぐ横で青い顔に涙目で訴えるエレン「さっきアルミンに使うって…」
「俺は、人類を救える方を生かす」状況がのみこめずおののく新兵
10:07後ろで刃を握り直す、こちらも青い顔に涙目のミカサに気付く
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遠くでお前は運が良かったとジークに言われているライナー
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10:25<現在公開可能な情報>注射薬の使用条件
注射薬を用いれば、巨人の力と情報を奪えるだけでなく、瀕死となったものを甦らせることもできる。
ゆえに注射を打たれる者は無力化した巨人の力を持つ者の近くにいる重傷者がふさわしい
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10:31「お前ら…自分で何をやっているのか…わかっているのか?」
「エルヴィンを調査兵団団長を見殺しにしろと言ってるんだぞ?時間がない。邪魔をするな」
10:55 リヴァイの持つ注射器をつかむエレン「エレン…私情を捨てろ」
その言葉にエレンが反応、さっき注射をすぐに渡さなかったのは何なんですかと涙目で詰め寄る
11:09「…エルヴィンが生きている。その可能性が頭にあったからだ」
エレンはフロック(新兵)が瀕死の団長を運んでくるなんて予想外だったはずだと更に反論
11:20「その通りだが…ここにエルヴィンが現れた以上、エルヴィンに使う」
くっ…とエレンはつかんだ注射器を奪おうと力が入るがすぐに兵長の左手の拳で顔を横殴りで振り払われその勢いで吹っ飛ばされる。
11:30その瞬間ミカサがリヴァイに襲い掛かり組しだき刃を首にあてるがリヴァイは防戦で一杯「ッ!!」フロックがたまらずオイ!という
11:43ミカサの思考『力が弱ってる!?力づくで、奪える…!』
11:47「お前らもわかっているハズだ、エルヴィンの力無しに人類は巨人に勝てないと…!」
フロックも止めようとするが睨むミカサにひるむ
エレンはアルミンがいなくたって無理だ…飛ばされた屋根の端で歯が折れ出血し倒れたまま訴えるエレン、渡してください!と注射器を奪おうとするミカサ
12:45「…!」自力でミカサを払えないリヴァイ

そこにフロックが人類を救うのはエルヴィン団長だと近付く。
黙っててというミカサに今度は引かず震えながら話し出す―黙ってられるかお前らばっかりが辛いと思うなよな!あの壁の向こうに生きてる兵士はいない、獣の巨人の飛んでくる石つぶてにみんなころされた、誰も助からないと思った、でも団長だけは違った、あの状況で獣の喉笛に食らいつく算段を立て実行した、俺達新兵の命を囮にしてな、全てはリヴァイ兵長が獣を奇襲するためだ、みんな作戦通りバラバラに砕けた、自分の死が誇らしいと思う暇もなく、最後に感じたことはきっと「恐怖」だけだ、まだ息のある団長を見つけた時はとどめを刺そうとした―と。
13:48「…ッ!?」ここでフロックの方を見てその言葉に驚くリヴァイと二人、だが話は続いている。
―でもそれじゃ生ぬるいと思った、この人にはまだ地獄が必要なんじゃないかって―
13:59「……!?」更に目を見開いて驚愕の表情のようなリヴァイ…目は中を見ている
―そしてわかったんだ―
14:05フロックがエルヴィンに刃を向けた時目に映ったのはジークの命で襲いに来た巨人を倒すリヴァイの姿…
―巨人を滅ぼすことができるのは悪魔だ!―エレン、リヴァイ、ミカサの驚きの表情
―悪魔を再び蘇らせる…それが俺の使命だったんだ!それがおめおめと生き残っちまった俺の意味なんだよ!だから邪魔するなよぉぉぉ―とミカサに向かってくるフロックにとっさに刃を構えるミカサ
14:24ミカサを瞬時に止めようと起き上がるリヴァイ「よせ!!」
そこにミカサを後ろから止める駆け付けたハンジ
14:30「ハンジ!」
現場の惨状(焦げたアルミン、意識ないエルヴィン、四肢ないベルトルト)にうそだろ…こんなの…そんな…何てことだ…と信じられないという表情のジャン、コニー、ハンジ(サシャはコニーの背で気を失っている)
14:48注射器のケースを開くリヴァイにハッとするミカサ。
エルヴィンの方を見て注射器を取り出すリヴァイ

叫ぶミカサを抑え説得するハンジ―私にも生き返らせたい人が何百人もいる-回想するハンジを助けたモブリットの最後の瞬間-話を聞きながら慄く涙目のエレン、無言のリヴァイ、フロック―とてもじゃないけど受け入れられない正気を保つことさえままならない辛いよわかってる…それでも前に進まなきゃならない―ハンジの話に涙ながらに黙り大人しくなるミカサ
16:37 注射器の空気を抜き、立ち上がろうとするリヴァイ
その足首を這い上がってきたエレンがつかむ―兵長、海って知ってますか…殴られ半分歯がないエレンはそれでも諦められず涙ながらに訴える
フロックにもうやめろと兵長から引き剥がされながらも訴え続けるエレン―アルミンは戦うだけじゃない夢をみている!
17:36少し考えるリヴァイ。だが立ち上がり「全員ここから離れろ!ここで確実にベルトルトをエルヴィンに食わせる!!」
回想
18:34意識のないベルトルトを引きずり準備しながらのリヴァイの思考
『まったく…どいつもこいつもガキみてぇにわめき散らしやがって…』
回想ケニー ―みんな何かに酔っぱらってねぇとやってらんなかったんだな…みんな何かの奴隷だった…あいつでさえも…―
ケニーの言葉を思い出しながらエルヴィンの左腕を持ち上げ注射器をあてる
回想アルミン-それだけじゃないよ、海だ!―
18:58その言葉を思い出した瞬間、アルミンを見て迷っているのか逼迫した表情のリヴァイ
その時エルヴィンが自分で腕を払い注射器が離れてしまう
19:05「エルヴィン…!!?」驚くリヴァイ
エルヴィン「先生…に…いないって…どうやって調べたんですか?」腕は払ったわけではなく上げただけで(先生に挙手)、半眼で夢でも見ているように子供時代の教室での質問を口にする
19:23 揺れる瞳、その目を見開いたままのリヴァイ。脳裏に浮かぶ最後にエルヴィンに言った自分の言葉―夢を諦めて死んでくれ―、ケニーの言葉、エルヴィンの最後の言葉…―リヴァイ、ありがとう―
目を輝かせた海を語るアルミンの顔、ケニーから自分の胸に託された注射器…
20:00 エルヴィンを見て、少し開いていた口が結ばれる「…」何かを決心したようなリヴァイ
巨人化したアルミンがベルトルトをつかむ。
ベルトルトは104期の皆に当たり前のように助けを乞う―が皆の顔を見て状況に気付いたのか最後はアニ、ライナーと叫びながら食われる…(世界は残酷だから仕方ないと別人のように仲間を殺したベルトルトだが、最後に殺そうとしたアルミンに自分が殺されるときは、アルミンだと知覚したかは不明だが仕方ないと納得し殺戮を実行した別人のようなベルトルトではなく元の彼に見える描写)
エレンが問う、兵長どうしてですか
20:52「…こいつを許してやってくれないか?」
「こいつは悪魔になるしかなかった。それを望んだのは俺達だ…その上…一度は地獄から解放されたこいつを…再び地獄に呼び戻そうとした…(お前と同じだ:原作ver)」
「だがもう…休ませてやらねぇと…」
「エルヴィン…獣を仕留める約束だが…まだ先になりそうだ」
ハンジがエルヴィンの瞳孔を確認する「…もうしんだよ」
「…っ」少しだけ驚く息遣い
「…そうか」
倒れた巨人のうなじから現れた元の姿を取り戻したアルミン。彼を涙ながらに囲むエレン達
予告
ベルトルトとエルヴィンの死を知り動揺するアルミン。
そんな中エレンは父グリシャと約束したあの場所へ向かう―
次回、#56地下室