NHK総合 日曜日24:10(関西24:45)放送
進撃の巨人 Season 3 Part.2(5話)#54勇者 次回:(6話)#55白夜
(コミック 81話約束・82話勇者~あたり)
エレンはアルミンの前に立ち尽くしていた。悲しみに暮れるエレンのもとに、壁の上から2つの影が姿を現す……。
エレン・イェーガー:梶 裕貴 ミカサ・アッカーマン:石川由依 アルミン・アルレルト:井上麻里奈 コニー・スプリンガー:下野 紘 サシャ・ブラウス:小林ゆう ヒストリア・レイス:三上枝織 ジャン・キルシュタイン:谷山紀章 ライナー・ブラウン:細谷佳正 ベルトルト・フーバー:橋詰知久 ハンジ・ゾエ:朴 ロ美 エルヴィン・スミス:小野大輔 リヴァイ:神谷浩史 ジーク:子安武人
原作:諫山 創(別冊少年マガジン連載/講談社) 総監督:荒木哲郎 監督:肥塚正史 シリーズ構成:小林靖子 キャラクターデザイン:浅野恭司 音楽:澤野弘之 アニメーション制作:WIT STUDIO
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(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
本日の兵長
先頭のエルヴィンが倒れても叫びながら信煙弾を打ち特攻を続け投石にただ倒れゆく新兵達。
父とは違う…何事も楽しもうと投石を続け"っしゃーゲームセット"と声を上げる獣の巨人。
だが信煙弾の煙の向こうに倒れた自分の巨人が目に入る。
その瞬間、煙の中から放出されたアンカーが肩に刺さりリヴァイが出現。

連立する大型巨人を一人倒してきたため返り血で顔面は赤黒く鬼のよう。
兵士達の特攻で注意を引き彼らの叫び声や信煙弾を打たせることなど全てが功を奏した。リヴァイが獣の巨人に気付かれず周りを囲む大型巨人を討伐しながら近付くというエルヴィンのおとり作戦は彼らの夢や命と引き換えに見事成功した…
攻撃しようと出した腕が目にも止まらない速さで切断されたジークは一瞬ライナー達に注意を受けたその名を思い出すが、背後のうなじを守ろうとしてる間に両目も切られ視力も失い、
あっという間の連続攻撃で両足首も切られ攻撃も守ることも叶わず倒れる獣の巨人。
「さっきはずいぶんと楽しそうだったな」
「もっと楽しんでくれよ」
硬質化も間に合わない猛速度の攻撃でジークは四肢切断状態で体外に引っ張り出された直後、口腔内に刃を突っ込まれ質問される。
「巨人化直後…体を激しく損傷し回復に手一杯な内は巨人化できない。そうだったよな?」
返事がない(できない)ので更に刃を奥に進ませる。刃の先は目の辺りを突き抜ける。
「オイ。返事
(を:原作)しろよ。失礼な奴だな…」
だがそのまま殺さずに、瞬間、リヴァイは考えを巡らせてしまう
『こいつはまだ殺せない―誰か…生きてる奴はいねぇのか?瀕死でもいい。
まだ息さえあればこの注射を使って巨人にする。そいつにこいつを食わせて獣の巨人の力を奪う―誰か…一人だけ生き返らせることが―』
脳裏に一瞬浮かぶエルヴィンの顔―その時突如猛スピードで巨人が口を開けて突っ込んできた
「!?ッ」
間一髪で避けるが四足歩行型のその巨人はジークを口にくわえ走り去る
「オイ……どこに行く…止まれ…まだお前には用が…」
武器は使い果たした頃だと見計らい残りの大型巨人達にリヴァイをころせと命を下すジーク
7:28 もう追いつけない速度で遠く逃げたジーク達を見て立ちつくすリヴァイ
「待てよ…俺はあいつに誓ったんだ…」
巨人達が走ってくる中うつむき、戦闘で疲弊し使えなくなった両の刃をカランと落とす

「必ずお前を殺すと…」残りの最後の刃を抜くリヴァイ
「俺は――誓った!!」
獣の巨人に近付くため兵士達の特攻の間に倒し続けた大型巨人はまだ半数。
壁まで半円状に囲い立たせていた残り半数の大型巨人がリヴァイ1人を襲う―
遠くでリヴァイによって倒されていく大型巨人達、その最中一人の新兵が生き残る…
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8:03壁の向こう側では痩せてきた超大型巨人を見てアルミンが作戦を思い立ち指示を出す。
超大型巨人(ベルトルト)をエレン・アルミン自身の2人で必ず倒す


その間復活した
鎧の巨人(ライナー)をミカサ・ジャン・コニー・サシャの4人で抑えておくこと。
アルミンは超大型巨人に蹴り上げられ壁上で倒れていたエレンを「海を見に行くよ」と起こし作戦を伝える。
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11:00鎧の巨人戦。自身を一旦脳神経から巨人の体に移し助かった代償で先程までの戦いの記憶がないライナーは4人を無視しエレンに向かう

ここで倒すしかないと判断したミカサが雷槍で足を止める。仕方なく残り3本の雷槍でここで倒すことを決める―
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12:58超大型巨人戦。アルミンは「僕は勇敢じゃないし海を見に行くから死ねない、自分に大事に至らない程度で切り上げる。だから何があっても僕の作戦守ってくれよ

」とエレンに念を押す。超大型巨人が近づくとエレンは「くそ…」と言いながら壁の下に落下し動かなくなる。まだ脳震盪を起こしていると思った超大型巨人はまずアルミンを狙い熱風を放射する…

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15:24鎧の巨人戦。熱風に気付き二人が気になるミカサだが信じて戦う。ジャンが3本の雷槍で倒す作戦を立てるがサシャが負傷し1本失敗

。作戦通り鎧の巨人の口が開かず、ミカサが口内からうなじが狙えず迷う

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16:38超大型巨人戦。やはりアルミンの読み通り、超大型巨人の骨に刺したアンカーは熱風でも抜けずその間筋肉も動かせなかった

。アルミンが熱風にも飛ばされず自らただ焙(あぶ)られ耐えている事を不思議に思ったベルトルトだが、なら今楽にしてやると一層激しい熱風を浴びせた


。アルミンは時間稼ぎのため命も夢もエレンに託して立体機動や服ごと燃え黒焦げになりとうとう吹っ飛ぶ…



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18:32鎧の巨人戦。コニーがミカサにやめろと叫ぶ中、突如駆け付けたハンジが瞬時にジャンの作戦を実行。失敗し破壊できなった片顎を自らの雷槍で爆破し見事開口させた

。ハンジに言われミカサは作戦通り鎧の巨人の口内で最後の雷槍を放つ

。爆破されたライナーが後頚部から体外に吹っ飛ばされ鎧の巨人を倒すことに成功する

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19:14超大型巨人戦。終わったと思いエレンを見ると全身硬質化したエレンが…その瞬間生身のエレンが立体機動装置で超大型巨人の首に近付きベルトルトを抉り出した

。エレンのカカシを作るアルミンの時間稼ぎは成功したがそのエレンの顔は青かった…「くそ…わかってたはずなのに…」

茫然とした表情でこの作戦を後悔するように言う。アルミンが子供の時から誰よりも勇敢

だってことくらいエレンは知っていたからだ。屋根の上にはほとんどただの黒焦げの塊りのようになったアルミンが横たわっていた…
予告
覚悟を決め敵を倒したエレン達。しかし失ったものは勝利よりも大きく、彼らは絶望の中で立ち尽くす―
次回:(6話)#55白夜